ラン科植物は新参者。
こんな新参者には、肥沃な土地は残されていなかった!
それで、地球に自生する約26000種のラン科植物は、
あまりに過酷な・・・トンでもない場所を棲みかにしているものが多い。
更に驚くことに、野火、動物から食べられない場所、家畜が通らない場所・・・
人間とのかかわりまで想定した場所まで棲息地を広げている。
雨期乾期の明瞭な場所に自生するランは、
特に過酷な乾燥に耐えて生き延びてきたものが多い。
ほかの植物が生きられない乾いた場所。
そういう場所も、夜ともなれば夜霧が発生する。
この僅かな湿気を功妙に利用して生き続けてきた。
この湿気は「ラン菌」も生息出きる湿度である。
ランが菌根を捨てない理由は、この僅かな湿度を、水分を・・・
ラン菌の菌糸は、植物、ランの根より強力な吸収能力を持っていることを利用している。
ランが、植物が吸えない水分を菌糸は吸収し、何億年もいき続けて来た!
ラン菌の集水能力。
ラン菌の菌糸はセッセと・・・・・プロトコームに、ランの根に水分を供給している!
ランはバルブに、葉肉に多くの水分を貯蔵して乾期をしのいでいるが、
その他に、ラン菌の集水能力をも利用している。
この周到な対策。
SUGOI-neにはラン菌が生息している。
SUGOI-neに植えて約半年後、鉢内のラン菌が増殖安定期になると、
自生地における状態になる。
ある人は胃潰瘍になって30日近く入院した。
この期間家人は潅水してくれなかった・・・・。
退院して温室に入ってみると・・・・・
驚く光景が目に入った!
水ゴケ植えのランは・・・・ほとんど見る影もない・・・状態。
SUGOI-ne植えのランはほとんど大丈夫!!!!
スゴイネ!
スゴイネのすごさを・・・・こういう逆境の中で実感。
SUGOI-neは植えて2から3月前後の期間乾燥させると、
前記したように、乾燥させるとラン菌自身の繁殖のため、
SUGOI-neから水分を奪い、ランが水を吸えない状態にし、
SUGOI-neのカツオブシを作るが、その後、ラン菌が安定繁殖期になると、
前記したように、乾燥すると、逆にランに水分を供給するようになる!
SUGOI-ne栽培で、最も難しいのは、このラン菌の水分収奪と水分供給である。
同じ菌糸が、眞逆のことを行う!
こんなこと、聞いたことも教わったこともない!
ランの本に一行も書かれていない。
ランを一合目から登る勉強を始めなければ、SUGOI-neは使いこなせない。
だが、人間プライドが邪魔をする。
ランを解かったつもりでいる人は、SUGOI-neを試す!
しかしSUGOI-neは怖い用土である。
SUGOI-neが・・・・その人を試しているのである。
名馬は人を選ぶ・・・騎手を選ぶ!
こういうラン菌の性質を喝破できた人は、残念ながら蘭界には一人もいない!
ランが菌根を捨てなかったのは、
ランは、このラン菌の性質、機能を知っていた!
ランの花の審査などは誰でも出来る!
丸い、細い、大きい、小さい、斑点・・・・定規でサイズを測ることなど・・・・
そんなことより、ランの根本は別なところにある。
ラン科植物は乾燥の中
どうやって生き延びているのか
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